事例 財産分与で共有財産の半分を獲得した妻(30代)

財産分与についての解決事例

相談者:30代女性 Dさん

Dさんは、夫との間で喧嘩が絶えず、離婚することについては、ともに合意していましたが、12歳と9歳になる子らの親権と財産分与について、合意に至りませんでした。そうしていたところ、夫が弁護士に代理人を依頼したため、Dさんは、夫の代理人との間で協議をすることになりましたが、自分の主張をうまく伝えることができず、相手のペースでの協議となりそうでした。そこで、Dさんは、夫の代理人との協議を当職に依頼しました。

当職は、Dさんの考えを夫の代理人に伝えた上で、協議をし、最終的に、親権者を母親であるDさんとし、財産分与として夫婦の共有財産の2分の1である800万円の支払いを受けることで合意に至り、離婚協議書を作成して、協議離婚となりました。
 

弁護士のここがポイント!

離婚の協議の段階で、配偶者に代理人が付いたので、自分も代理人を付けた方がいいのかというご相談を受けることがあります。もちろん、ご自分で、配偶者の代理人と協議をすることもできますが、Dさんのように、ご自分の主張をうまく伝えることができず、相手のペースで協議が進んでいるとお感じになる方も多いです。そのようにお感じになる場合は、まずは、弁護士にご相談の上、代理人として依頼することもご検討ください。

また、ご自分で協議をするとしても、配偶者の代理人が主張する内容を十分理解した上で進める必要がありますので、ご不明の点等がありましたら、すぐに結論を出さずに、一度、弁護士にご相談ください。弁護士が代理人とならなくても、協議の期間中、必要に応じて、随時法律相談をお受けいただけるプランもありますので、ご利用ください。
 

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