高所得者の場合、どのようにして婚姻費用を算定するのでしょうか?

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高所得者の場合、どのようにして婚姻費用を算定するのでしょうか?
Q&A90jpg.jpg 婚姻費用を算定にあたっては、実務上、いわゆる「算定表」という簡易な早見表を使って算定することが行われています。

すなわち、サラリーマン等の給与所得者については上限が年収2000万円、自営業者については上限が所得1409万円です。
 
そのため、これを超える高所得者の場合、婚姻費用の額をどのようにすべきかが問題となります。
 
高所得者といっても、算定表上の収入の上限を少し超える程度の方からそれよりもはるかに高額の所得の方まで様々です。そして、家族の生活状況、別居に至った経緯等の状況もまた様々です。
 
また、高所得者の方の婚姻費用の額の算定については、実務上も、いくつかの考え方があります。
 
そのため、具体的な婚姻費用の額の見込みについては、離婚を専門とする弁護士へのご相談をおすすめいたします。